アメリカの電気自動車大手「テスラ」は26日、中国当局にリコールを届け出ました。対象はおよそ28万5000台に上ります。
中国の国家市場監督管理総局によりますと、リコールの対象は2019年の1月から11月に輸入された「モデル3」と、2019年12月から今年6月に中国で生産された「モデル3」、そして今年1月から6月に中国で生産された「モデルY」の、あわせておよそ28万5000台です。
運転支援システムに不具合があり、急なカーブを曲がる際などにシフトレバーを操作すると急加速して事故を起こすおそれがあるということです。テスラは不具合を解消するために無料でソフトの更新を行うということで、「国家の要求に厳格に従い、安全性を絶えず改善・向上させる」とのコメントを発表しました。